ツポレフ Tu-2 とその後継機 Tu-10 と Tu-12は、ソ連軍のTier VII-IX爆撃機シリーズを代表する機体です。どの機体も特徴とゲームプレイ自体は似通っていますが、後期型は第二次大戦におけるソ連軍爆撃機デザイン最大の成功例となったTu-2を、さらに進歩させた機体です。爆撃機に強力な前方固定武装と防御兵装を与え、以て低中高度における空中戦をも可能にさせるというコンセプトは、ツポレフならではと言えるでしょう。この機種はTierを進めていくに従って飛行特性が改善されていきますが、感触とプレイスタイルは変わりません。
ブランチの最高峰に位置するのはスホーイSu-10、別名プロダクトEです。レシプロ爆撃機とジェット爆撃機の中間的なデザインであったTu-12とは対象的に、Su-10は最初からジェット爆撃機として設計されました。Su-10はより速く、高度性能に優れ、武装も強力で、500Kg爆弾を8発搭載可能です。銃座に装備された2基の2連装20mm機関砲は、後方より襲い来る敵機にとっては悪夢となります。
Tier VII-IXの航空機は、赤い彗星スペシャル期間中、トロフィーにあるスペシャルオーダーから購入可能です。春季戦線完了後にスホーイSu-10とそのライバル機であるユンカースEF 131の研究、購入が可能になる他、イベントに参加して複数の実績を挙げたプレイヤーには、必要経験値とクレジットの大幅割引サービスがあります。赤い彗星スペシャルの完了後に、前ブランチが通常研究で利用できるようになります。当面の間、戦場で対面するSu-10とEF 131はボット操縦です。
Tier VIII-X 航空機のアップグレードに必要な経験値を削減:
Tier VIII:
Tier IX:
Tier X:
迷彩塗装スキーム使用時の効果と、新パーツの航法無線装置の効果を上昇させるため、航空機の視認性システムの設定を調整しました:
航空機の隠蔽性に +20% の効果がある季節迷彩 (夏季、冬季、砂漠、海上) 塗装スキームを各対応マップで使用した際の被探知距離が、全ての Tier 航空機で平均 200 m 減少します。航空無線装置は同数値を最大 500 m まで増加させます。この調整による塗装スキームの他の効果 (対空砲及び銃手からの防御) には影響はありません。
雲の隠蔽効果を若干低下しました。これにより雲が濃いマップによるプレイ感覚が改善されます。しかしながら、雲による隠蔽効果は依然として高く、被探知距離は平均で 200 m 減少します。
隠蔽効果が無い場合や、搭乗員スキル、拡張パーツによる視認距離の上昇が無い場合、おおよその被探知距離は Tier I-IV 航空機で 1650 m、Tier V-VII 航空機で 2000 m、Tier VIII-X 航空機で 2500 m となります。以前と同様、視認距離は全ての航空機タイプで違いはありません。
レーダーの有効範囲はTier I-IVでは 4500 / 3000 / 1500 m、Tier V-VIIでは6000 / 4000 / 2000 m、Tier VIII-Xでは 7500 / 5000 / 2500 mとなります。Altキーを押した際にレーダー上に表示される円は、そのTier の航空機における敵機の平均探知距離を示しています。敵機が円の内部にいる場合、相手からも自機が見えている可能性大です。
失速時における航空機の挙動を調整しました。失速時の操縦性が向上し、回復が容易になりました。
Pe-2 M-82 と Il-8 間で一時的に有効だった爆撃機ブランチと攻撃機ブランチの変移が無効になりました。
護衛ゲームモードにおける爆撃機ウェーブの設定を調整しました。全戦闘TierにおいてHPカウントが上昇しています。全マップレイアウトにおいて、ウェーブ当たりの爆撃機の機数とウェーブの数そのものが再調整されました(一部で増加、一部で減少)。
征服ゲームモードにおけるTier VII-Xバトル向けの台地マップをベースにした、5 つの新マップレイアウトを追加しました。奇襲、砂嵐、呪われた渓谷、放棄要塞、燃える空です。
格納庫の「塗装ショップ」タブに、レギュラー研究ツリーの多数の航空機用ユニーク塗装スキームを追加しました。従来はスペシャルオーダーを完了させるか、ゲーム内イベントの報酬と受取る以外に入手の方法がありませんでした。他の隠蔽効果の無い塗装スキームと同様に、航空機経験値の獲得量が +5% されます。対象航空機一覧: