コンクエストモードでは重要拠点を攻撃、支配を確立すると同時に、敵から味方の陣地を防衛します。陣地を支配すると、支配した時間に応じて味方に一定の影響ポイントが付与され、先に必要な影響ポイントを獲得した側の勝利となります!コンクエストモードは従来の「優勢戦」モードを代替したものになります。
異なる種類の陣地を支配すると、チームが受ける恩恵も異なります。例えば、飛行場で航空機の修理をして、再出撃地点を選択することができます。生産施設は影響ポイントの獲得数に影響を与え、指令センターと軍事施設は敵の陣地に攻撃を加えるので新たな陣地の獲得が容易になります。
陣地を支配するには、陣地内の空中及び地上目標を撃破しなくてはなりません。逆に防衛する際には敵の攻撃を撃退し、突破を阻みましょう。
影響ポイントは通常5秒ごとにチームに加算されますが、チームが支配した陣地の数と種類によって異なります。もう一方のチームがマップ上にある全ての拠点を支配すると優勢状態となり、影響の加算が大幅に速くなります。
各陣地は支配したチームに一定の恩恵をもたらします。
110秒毎に5機の爆撃編隊に敵エリア(中立は対象外)への攻撃を命じます。攻撃小隊は作戦エリア外から進入し、目標に爆撃を加えて大ダメージを与えます。小隊は敵機に迎撃されることがあります。目標エリアが占領されると、司令部は別の攻撃可能なエリアに目標を切り替えます。
各戦闘の開始時点では、全ての重要エリアは中立で現地の防衛部隊が支配しています。陣地内の敵地上目標、防衛機と敵小隊を排除して、占領ポイントの獲得と支配を目指します。
中立エリアの場合は相手より先に140ポイントの占領ポイントを獲得し、敵から陣地を奪取する際には160ポイントの占領ポイントを獲得しましょう。
ターゲットごとの獲得占領ポイント:
各陣地には以下のような防衛システムが設置されています:
陣地のタイプごとに防衛システムの構成が異なります。例えば、飛行場には対空砲は殆ど存在しない一方、軍事施設の防空網は強固です。
航空機はクラスごとに得意とする攻撃対象や防衛部隊が異なるため、能力を見極めて最適な攻撃を仕掛けましょう。
コンクエストモードでは自機を失ったとしても戦闘は終了しません。一定時間が経過すると、新しい航空機で戦線復帰が可能です。あらゆる種類の飛行場は、味方が占領した時点で再出撃地点として利用できます。複数の飛行場が使える場合には、好みの戦闘エリアで再出撃できます。
あらゆる種類の飛行場は、味方が占領した時点で再出撃地点として利用できます。複数の飛行場が使用可能な場合、戦術画面で次に使用する航空機の出撃準備が整うまでの間に次の再出撃地点にしたいエリアを選択することができます。
再出撃地点を選択するには、戦術画面の陣地上にある点線の円を左クリックします。
再出撃までの最短時間は10秒ですが、自機が撃墜されるごとに15秒ずつ増加していきます。味方が航空基地を占領するごとに再出撃時間は10秒ずつ、最短時間まで減少していきます。戦闘開始から7分が経過すると「スコールライン」イベントが始まり、再出撃が不可能になります。つまり、その後はどちらかのチームが必要な影響ポイントを獲得するか、全ての航空機を失うまで戦闘を続けることになります。
胴体の部分修理
自機が大きな損傷を受けた場合は敵から充分な距離を取り、ダメージを受け続けていない場合にはHPが少し回復します。修理は段階的に行われます。修理速度と回復できるHPの量は航空機のタイプと受けたダメージによって異なります。より重大な損傷はこの方法では修理できません。
応急修理
飛行場(滑走路、中継飛行場、航空基地)には味方航空機の修理に使える特別なものがある場合があり、利用可能な際にはミニマップ上に円で囲まれたねじれたアイコンで表示されます。
部分修理と同様、応急修理は航空機がエリアに入り、攻撃を受け続けておらず、敵からも十分離れていた場合に開始されます。応急修理は部分修理よりも速く、航空機を完全に修復すると同時に搭乗員の負傷も治療します。
全ての爆弾とロケット弾を消費すると、外部兵装の補充タイマーがスタートします。そしてタイマーが止まると外部兵装が全て復活します。
補充時間は航空機のタイプ、搭載兵装数と威力によって異なります。この仕組みにより、異なるタイプの航空機でゲームプレイの調整と敵地上目標の複数攻撃が可能になります。
自機が破壊された場合も兵装の補充時間はリセットされません。同じ型の航空機で再出撃しても、爆弾とロケット弾は補充タイマーが終了してから補充されます。
ついに登場した強力無比な爆撃機で大空に飛び立とう!この高高度の覇者は豊富なHP、長時間ブースト、膨大な爆弾搭載量を誇ります。爆撃機で戦う際には高度を取り、地上目標を慎重に選び、精密な爆撃を心がけましょう。投下後に再補充される爆弾と長いブースト、高高度性能により、比較的安全な上空から戦闘を行い、尚且つ戦闘結果を左右することができるのです。
スペースボタンを押して、一度に少数ずつ爆弾を投下しましょう。精密爆撃を行う際は左シフトボタンを押して爆撃照準モードを起動し、光学照準器ごしに目標を見下ろすことが可能です。
照準器モードではより精密な爆撃と目標補足が可能です。
爆撃機と攻撃機にも新たな手動銃座操作機能が追加されました。「T」キーを押して銃座を操作します。手動操作時には銃座の攻撃力が上がります。また、自分の判断で最も危険あるいは損傷を受けている敵機を狙い撃ちにすることができます。
爆撃機は高高度において最も高い性能を発揮するものであり、低高度の飛行はおすすめしません。低高度において、機動性の低さや前方固定武装の脆弱さといった弱点が晒されてしまうので、簡単に敵の餌食になってしまいます。
コンクエストモードにおける勝利はスキルや航空機の性能によるものではなく、陣地の防衛網を破壊するチームとしての能力、拠点の占領と支配、敵の反撃の撃退といったことによるところが大きいです。各航空機クラスには得意とする役割が存在します:
クラスごとのバランスと個々の航空機のパラメーターはコンクエストモードに合わせて調整され、各クラスの特徴が得意とする役割において、最も効果的に発揮されるようになっています。
戦闘機
マルチロール機
重戦闘機
攻撃機
爆撃機
どのような状況でも操作が簡単になるように、航空機の飛行特性と飛行高度間を少し変更しました。地上付近から最適高度まで、どの高度においても機動性を最大限に発揮できるようになりました。最適高度を超過すると飛行特性が目に見えて低下し、限界高度に近づくとそれがさらに進んで水平飛行しかできなくなります。
操作説明:
戦闘UIでは高度計の数値の色で表されます。
同様に、機動性は飛行速度に左右されます。限界値に近づくと失速の危険や操縦の喪失が現れ始め、最適速度(降下中の場合)を超えた場合は機動性が著しく低下します。
ゲーム内カメラを完全に再デザインしました。戦闘中も航空機の状態が分かりやすくなり、より飛行自体に集中できるようになりました。
機動中に航空機が画面内をより自由に動き回れるようにし、目標の選択と追尾がシンプルになった他、格闘戦中の照準にも寄与しています。
加速するとカメラが航空機から戻り、広い視界が確保されます。また視覚効果を追加して飛行体験を改善しました。
今回のコンクエストモードの公開テストでは前方固定武装に新しいアプローチを導入します。偏差補正照準点をなくしました。画面上のアイコンそのものよりも、敵機への射撃に集中するべきだと判断したからです。
正確な射撃を行うには敵機を常に追尾し続け、相手の機動に反応し、弾道と射撃精度を正確に把握し、曳光弾の軌跡に合わせて射角を調整し続ける必要があります。
弾丸には特定の飛行速度があるため、偏差補正照準メカニズムはそのまま残っています。敵機との距離、飛行方向と飛行速度を考慮に入れて照準を調整し、敵に命中弾を与えましょう。
射撃開始
武装は口径とタイプによって有効射程が異なります。目標までの距離を示すカウンターが表示され、目標が武装の有効射程内に入ると赤くなるので、攻撃を開始しましょう。
照準
敵の真正面あるいは真後ろから射撃する場合を除き、狙いをつけるべき位置は常に敵機のやや前方になります。曳光弾と命中マークをより目立つようにし、射撃を加えている場所と敵の飛行経路に命中しているかを分かりやすくしました。
回避機動
回避機動は基本ダメージを避けるのに未だ有効ですが、攻撃を受けたらすぐに回避することが肝要です。
ダメージの仕組み
進歩したダメージシステムにより、航空機の特定の位置を狙えるようになりました。
前方固定武装によるダメージは、最大有効射程で命中した場合の最小から至近距離で命中した場合の最大まで変化します。命中により喪失するHPの他、航空機には火災が発生したり、主翼、尾部、胴体、エンジンといった特定の部位に重大な損傷を受けたりします。重大な損傷は航空機のパフォーマンスを大幅に低下させます。尾部および胴体への損傷は機動性に影響し、エンジンへの損傷では推力と飛行速度、ブースト効果に影響が出ます。また、敵の攻撃により搭乗員が負傷します。負傷したパイロットは正確な射撃ができず、銃手が負傷すると銃座の攻撃が止まります。
重要な航空機のモジュールに重大な損傷を与えることが簡単になり、爆撃機や攻撃機のような大型かつ頑丈な航空機との戦闘が扱いやすくなりました。
コンクエストモードでは、戦闘後の戦果の計算によって熟練ポイントと戦闘ポイントが与えられます。
熟練ポイントの獲得条件
戦闘で得た熟練ポイントの量は、航空機と搭乗員が戦闘後に獲得する経験値の量に直接影響します。一度の戦闘で複数の航空機を使用した場合、経験値は全ての機体とその搭乗員に与えられます。得られる経験値はそれぞれの機体に搭乗した際の獲得熟練ポイントがベースになります。
戦闘に勝利すると獲得経験値(EXP)が増えます。
戦闘ポイントが得られる撃破対象:
次の条件達成でも獲得可能:
戦闘ポイントを失う原因:
戦闘で得た戦闘ポイントの量は獲得できるクレジットの量に直接影響します。戦闘に勝利すると獲得クレジットが増えます。
航空機の修理にかかるコスト(費用)は、その機体が戦闘で何回撃破されたかによって変わります。機体を大事にし、味方の飛行場で修理することで、修理コストを大幅に抑えることができます。戦闘で複数種の航空機を使用した場合は、修理コストはそれぞれ別に計算されます。
以前と同様に弾薬と消耗品の使用に対するゴールドとクレジットの支払額は、各アイテムを初めて使用(武装の最初の発砲、爆弾の投下、ロケット弾の発射、消耗品の使用)した後に差し引かれます。再出撃と戦線への復帰は支出に影響しません。差し引かれるのは一回のみです。
全消耗品タイプへの変更:
戦闘におけるヘッドアップディスプレイ(HUD)の表示をより軽く、視界の邪魔にならないようにしました。HUDに表示される情報よりも航空機の操縦と戦闘を優先した結果です。
画面上部にはチームの累積影響ポイントのメーターが表示されています。メーターの横には味方が支配している陣地を示すアイコンがあります。アドバンス・インターフェイスモードでは、具体的な累積ポイントが表示されます。
影響メーターの下、画面中央にはプレイヤーの機体が飛行している陣地と、その状況が表示されます。
ミニマップのデザインを完全に見直し、レーダーと組み合わせました。方角情報(主要方向、重要エリアの方角を示すアイコン)と、戦術情報(目標、周辺の敵機と味方機)を合わせて表示します。
[+]と[–]キーでミニマップ/レーダーのサイズを変更し、[9]と[0]キーで表示スケールを変更します。最大縮小したミニマップは作戦エリア全体と重要エリアの状況、味方機と敵機の飛行方向の把握に便利です。最大拡大したミニマップは自機の周辺環境を把握するレーダーとして使えます。
航空機の耐久力は航空機下のバーで表示されます。画面下部中央には、搭載しているロケット弾と爆弾の数(外部搭載兵装が搭載可能な機体の場合のみ)と再補充までに必要な時間が表示されます。画面左下には重大な損傷を受けた航空機モジュールを示す機体レイアウト、搭載消耗品の使用準備状態、前方固定武装のオーバーヒート状態などが表示されます。この他に機体の状態は画面でも簡単に確認できます。煙や火花はダメージ、画面の暗転やオイル漏れは重大な損害を意味します。
画面左下には、重大な損傷を受けた航空機モジュールを示す機体レイアウト、搭載消耗品の使用準備状態、前方固定武装のオーバーヒート状態などが表示されます。この他に、機体の状態はグラフィックでも簡単に確認できます。煙や火花はダメージ、画面の暗転やオイル漏れは重大な損傷を意味します。
機体が重大あるいは深刻な損傷を受けていることを示す視覚効果を追加しました。画面には機体の状態が表示されるようになったので、HPメーターをわざわざ見る必要はありません。
探知した目標はタイプごとに異なるマーカーで表示されます。これにより、航空機のタイプ(戦闘機か重戦闘機か等)、目標の種類(敵チームの機体か防衛機か等)、地上目標のタイプなどが分かりやすくなっています。
航空機タイプと種類ごとのマーカー:
空中目標に接近すると、マーカーには追加情報(耐久力インジケーター、航空機モデル、有効射程インジケーター等)が表示されていきます。
地上目標のマーカー:
地上目標が自機の有効射程内に入ると、目標内の構成施設が表示されます。地上目標を撃破するには、全ての構成施設を破壊する必要があります。地上目標を完全破壊しなくても、対空砲の制圧は可能です。
「Tab」を押している間、戦闘情報のパネルが表示されます。表示情報には味方プレイヤーの成績、戦闘エリアの戦術マップ、プレイヤーが飛ばしている機体のタイプ指定のミッション情報、ミッションの進捗が含まれています。
自機が撃墜されるとカメラは撃墜した機体に切り替わり、自機がどのように撃墜されたのかが把握できます。また、シネマティック「観察者」カメラモードにも変更を加え、カメラアングルとエフェクトがよりダイナミックになりました。
味方チームが航空基地を支配しており、「スコールライン」イベントが始まっていない場合、観戦モードの画面下部から利用することができます。また、戦線復帰に適当な航空機を選ぶことができます。